最近、『リーンスタートアップ』を読みました。
今まで自分の中にあった前提が、いい意味で崩れた感じがあります。
起業の目的は「成功すること」じゃなくて「検証すること」
この本で一番印象に残ったのは、
起業の目的は検証すること
という考え方でした。
正直、それまでは
「出来るだけ売れるもの、反応が良いものを意図してつくれないと起業できない」
と思っていました。
ちゃんと売れるものを作らないといけないし、
いつか起業するなら、そのときにちゃんと戦えるレベルのものを作れるようにならないといけない。
だから、今の個人開発もどこかで
「成功に繋がるものじゃないとダメ」
という重さがありました。
でもこの考え方を見たときに、
「あ、これ全部“検証”でいいのか」
と、少し肩の力が抜けました。
個人開発も、全部「検証」だった
よく考えると、個人開発でも同じことが言えます。
- 売れない
- 反応がない
- 刺さらない
こういう結果って、今までは「失敗」として見ていました。
でも、見方を変えると全部違って見えてきます。
- 売れない → データが取れた
- 反応がない → 市場が違った
- 刺さらない → 訴求がずれていた
全部、「検証結果」なんですよね。
そう考えると、「失敗」という言葉自体がちょっとズレてる気がしてきました。
「作れるか?」じゃなくて「作るべきか?」
もう一つ、考え方として刺さったのがここです。
- この製品は作れるか? → ほぼ作れる
- この製品は作るべきか? → ここが重要
技術的に作れるかどうかって、正直あまり問題じゃない。
それよりも、
この製品やサービスを軸に、ちゃんと続けていけるのか
こっちの方がずっと大事。
今までは「作れるかどうか」に意識が寄っていたけど、
少しずつ「作る意味」の方に目を向ける必要があるなと感じました。
アーリーアダプターの考え方が面白い
アーリーアダプターは、
「完成品より未完成品を好む」
これも結構印象的でした。
最初はちょっと意外だったんですが、よく考えると納得できます。
完成されすぎたものって、誰でも使える。
でもその分、「自分が早く使うメリット」は薄い。
それよりも、
- まだ荒いけど可能性があるもの
- どう使うか自分で考えられるもの
こういうものの方がアーリーアダプターは、面白い・価値があると感じるのだと分かります。
つまり、最初から完璧にする必要はなくて、
むしろ“未完成であること”に価値がある場合もある。
この視点は、かなり新鮮でした。
大事なのは「学びがあったかどうか」
結局、一番重要なのはここだと思いました。
検証によって、ちゃんと学びが得られているか
- 次に活かせるか
- 前に進んでいるか
これが確認できるような「仕組み」を作ること。
ただ作って終わりじゃなくて、
ちゃんと振り返って、次に繋げる。
このサイクルを回せるかどうかが、本質なんだと思います。
今の自分の立ち位置
この考え方って、正直ちょっと先のステージの話だなとも感じています。
今の自分はまだ、
とにかく作って、試して、感覚を掴むフェーズ
いろんな個人開発をやって、
実験して、検証して、データを取る。
まずはここに集中したいと考えています。
ですが、もう少し市場観が見えてきたら、
- 継続できるか
- ちゃんと価値を提供できるか
- ビジネスとして成り立つか
こういう「持続性」の視点も持ちながら進めていきたいです。






